西日本豪雨 広島県の避難指示すべて解除
「西日本豪雨」で、大きな被害を受けた広島県熊野町の団地に最後まで出ていた避難指示が10日、解除された。
避難指示が解除されたのは、熊野町川角の「大原ハイツ」の69世帯・177人。団地では、7月の豪雨で12人が犠牲になった。
広島県は、新たな災害に備え応急の対策工事を行い、このうち土砂を食い止める「ワイヤネット」が今月5日に完成した。しかし、砂防ダムが完成するのは来年の12月で、住民からは不安の声も聞かれた。
大原ハイツの住民「大きな岩がワイヤネットでカバーできるのかという不安はありますね」
西日本豪雨による広島県内の避難指示は、これですべて解除されたことになる。