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医師会、選手の暑さ対策要請 東京五輪パラ

2018年10月30日 1:43

2年後の東京オリンピック・パラリンピックに関連して、日本医師会と東京都医師会が大会組織委員会を訪れ、マラソンのスタート時間を早めるなどして、選手の暑さ対策を行うよう求めた。

日本医師会の横倉会長と、東京都医師会の尾崎会長は、29日、大会組織委員会を訪れ、森会長と会談した。組織委員会によると、医師会側から、選手の健康面を考えて、マラソンのスタート時間を早めたり、日よけをつけたりするよう求める要望書が出されたという。

東京大会のマラソンは、午前7時スタートの予定だが、これを1時間半程度早めることで、暑さのリスクを減らすことができるという。

組織委員会は、「医学的な見地から貴重な提案をいただいた。IOC(=国際オリンピック委員会)や競技団体とも情報を共有したい」として、マラソンの開始時間を早めることも含め、引き続き、暑さ対策に取り組むとしている。

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