聖地・近江神宮で競技かるた世界初の大会
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「かるたの聖地」として知られる滋賀県大津市の近江神宮では、国別の団体戦で「競技かるた」の腕を競う、世界初の大会が行われている。
百人一首の一番目の句を詠んだ天智天皇を祭る近江神宮では、畳をたたく鋭い音が響き渡っている。この大会は、アメリカやタイ、ブラジルなど、世界8か国の選手が「競技かるた」の腕を競う世界初の団体戦で、国際的に普及させようと大津市が主催した。
競技は国別に3人1組のチームを組み、10チームで予選リーグを行ったあと、上位4チームのトーナメント戦で世界一を決める。
句が詠み上げられると、選手たちは素早く反応し、かるたを払い飛ばしていた。