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iPS細胞で脊髄損傷治療 慶応大大筋了承

2018年11月14日 12:29
iPS細胞で脊髄損傷治療 慶応大大筋了承

背骨の中にある神経の束・脊髄は、一度傷めると元に戻らず、体が動かない状態になるが、iPS細胞を使って、この脊髄の損傷を治療する世界初の臨床研究を慶応大学の審査委員会が大筋で了承した。

研究は、岡野栄之教授らのチームによるもので、ヒトのiPS細胞から神経のもとになる細胞を作って、事故などで損傷した脊髄に注入しリハビリも行い、運動機能の回復を目指す。

研究チームは、今後、慶応大学の審査委員会で正式に了承された後、厚生労働省の部会に計画を提出し了承されれば、来年にも治療を行う予定。

まずは、より高い治療効果が見込まれる脊髄損傷後、2週間から4週間の患者で、効果や安全性を調べるという。iPS細胞を使った脊髄損傷の治療は世界で初めて。