サッカーFIFAワールドカップカタール2022で、日本代表は2日、­­スペイン代表に劇的な逆転勝利を果たしました。徹夜で応援しパブリックビューイングの会場からそのまま授業へ向かった大学生は睡魔には勝てず、電車の中で…。

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2日未明、歴史的一戦となった「日本×スペイン」の試合開始直前、東京・墨田区のピザ店「DOMINO’S PIZZA菊川」には注文が集中しました。

店員
「（午前）3時半に…。では午前4時に…」

営業時間を延長し、観戦のお供を提供する一方、店員はスペイン戦を見ることができませんでした。

ピザ店・店長
「少しもどかしい部分はあるが、応援している皆さんと一緒に力になれれば。頑張れニッポン！！」と話しました。

そんな思いのこもったピザをお供に勝利を目撃した大学生たちは、抱き合って喜んでいましたが…。午前6時頃には、眠気に襲われていたのでしょうか、大学生はくたびれていました。

大学生（21）
「寝ます…しばらく」

――大学は？

大学生（21）
「起きて行きます」

――行くんですね？

大学生
「休めないんですよ」
「実験やけんな」
「いやぁ、よく頑張ったわ」
「ようやく寝られるわ…」
「いやぁ、もうちょっと寝られないかも」

勝利の余韻に浸りながら、夢の中へ…。

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神奈川・横浜市の映画館「横浜ブルク13」で行われたパブリックビューイングにも、徹夜で応援した大学生の姿が見られました。

――この後の予定は？

大学1年生
「大学です」、「1限すね」、「2限すね」、「1限です」

2日午前6時すぎ、「直行です」と話した大学生は家には帰らず、そのまま大学へ向かいました。

――眠くない？

大学1年生
「いや眠くない」

「全部ふっとびました。バキバキすよ」と話し、やる気十分だった男性は電車の中で睡魔に勝てませんでした。

大学1年生（試合終了7時間後・2日午後1時ごろ）
「1限寝ちゃって、休んじゃったんですけど、他の授業頑張りたいと思います」

一方、一緒にいた友達は推しの久保建英選手のタオルと共に、無事授業に間に合ったということです。

（12月2日放送『news zero』より）