子どもの公園での遊び「ゲーム」が過半数
世の中で議論を呼んでいる話題について、ゲストに意見を聞く「opinions」。今回の話題は「公園での遊び『ゲーム』過半数」。「世界とつながるダンス教室」代表の中込孝規氏に話を聞いた。
教育玩具の輸入・開発などを手がける会社が、幼稚園の年中から小学6年の子どもを育てる母親に子どもの遊び方を調査した。
公園など屋外での遊びの種類では「かけっこ、鬼ごっこ」が69%と最も多かった一方で、ゲーム機やスマホのアプリで遊ぶ子どもが55.6%に上った。
また「自分の子どもの頃と比べて、遊ぶ機会が減ったと思うか?」という質問に対しては、65%が「減った」と回答。理由として「公園や空き地が減った」「一緒に遊ぶ仲間が少ない」などが上位にあがった。
――この話題について中込さんの意見をフリップに書いていただきました。
「外遊びを次のフェーズへ」です。
これは、アフリカでも同じことが起きているんです。もちろん、地域や人にもよるのですが、アフリカに滞在していると、年々変化があって、今回滞在したときは、スマホを持っている子どもたちも見かけました。その子どもたちは、食事をしているときも、外で遊んでいるときもスマホをいじっていたりというのはあります。
ただ、僕が訪れたアフリカの地域の子どもは、何が違うかというと踊りが日常生活の中に根付いているので体はすごく動かしているんですよね。
例えば、結婚式やお葬式、学校の卒業式、色々なイベントでダンスを踊るのでそれで体を動かしているというのはありますね。
――日本ではどうしたら良いんですかね。
日本の場合は、外遊びということだけにこだわらずに習い事だったり、あとは地域の場で体を動かすということが自然にできたらいいなと思いますね。
――中込さんはダンス教室をされていますが、そこに来るお子さんもやはり、そういう理由というのが多いんですか。
ダンスが好きで来る子どもが多いのですが、すごく運動はするのでやはり楽しそうですし、良いですね。
それに加えて地域の人たちが気軽に集まれて一緒に色々な活動が出来るような場をつくっていきたいなと思っているので何か、今後そのようなことをやっていきたいですね。
――それで子どもたちが自分を表現する場がどんどん増えるといいですね。
【the SOCIAL opinionsより】