天皇陛下 来日中のザンビア大統領と懇談
天皇陛下が、来日中のザンビア大統領と懇談された。
17日から来日しているザンビアのルング大統領が19日午前、皇居を訪れ、天皇陛下が御所の車寄せで出迎え、懇談された。
大統領が、今月23日に陛下が85歳の誕生日を迎えるお祝いを伝え、「陛下がこれまで日本と世界の人々を平和に導くために尽力されてきたことに敬意を表します」と述べると、陛下は、「私は、戦争や災害を体験し、平和の重要性を強く感じながら育ってきました」と応じられたという。
およそ20分間の懇談では、日本から派遣されている青年海外協力隊の活躍に話が及び、陛下は、「創設当時から関わってきただけにうれしい」と喜ばれていたという。
ザンビアには、世界で最も多い80人の青年海外協力隊員が日本から派遣されている。
また、陛下は、1983年にザンビアを訪問した思い出を懐かしく話されていたという。