1都3県警察本部 強盗殺人など「14事件」対象に合同捜査本部設置へ
SNSで実行役を募る「闇バイト」によるものとみられる強盗事件などが相次ぐ中、警視庁など1都3県の警察本部が、18日午後、強盗殺人など14事件を対象に、合同捜査本部を設置します。
ことし8月以降、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県などでは、SNSで実行役を募る「闇バイト」によるものとみられる強盗事件などが相次いでいます。
一連の事件には、背後に事件を指示する「指示役」グループが存在するとみられ、被害者が死亡する強盗殺人事件が、発生したことなどから、警視庁と神奈川県警、埼玉県警、千葉県警は、「指示役」グループの検挙に向けて、18日午後、合同捜査本部を設置します。
捜査関係者によりますと、対象となる事件は14事件にのぼっていますが、その他にも、特殊詐欺など「指示役」の関連が疑われる事件についても、広く情報収集をしていくということです。
いわゆる「ルフィ」グループの指示役を特定し検挙した実績を持つ警視庁を中心にスマホの解析などを進め、全容解明を図る方針です。