関東北部で10日未明にかけ大雪の所も
上空の強い寒気の影響で、9日朝の北海道はこの冬初めて氷点下30℃を下回る厳しい冷え込みとなった。
強い寒気に覆われている北海道は、放射冷却の影響も加わり、9日朝の最低気温は陸別で氷点下31.8℃、弟子屈町川湯で氷点下30.9℃など、全国でこの冬初めて氷点下30℃を下回る冷え込みとなった。
北海道では、今後1週間程度厳しい寒さが続く見込みで、水道管の凍結などに注意が必要。
一方、関東地方は、上空の寒気と低気圧の影響で、南部の平野部を中心に未明から雪となり、東京都心では、この冬初めてうっすらと雪が積もった。これまでに観測した積雪は、千葉と茨城・つくばで2センチとなった。
関東南部では、大雪のおそれはなくなったが、北部では10日未明にかけて大雪となる所があり、引き続き、注意が必要。