被災の沿岸、自転車で走り復興見る 東松島
東日本大震災の津波で被災した沿岸を自転車で走り、復興の様子を見る催しが、9日、宮城県東松島市で開かれた。
東松島市内の防潮堤を自転車で走る人たち。インドネシアのバンダ・アチェ市から訪れている6人と市の職員など計15人が、野蒜築港跡から大曲浜までの12キロを2時間かけて走った。
東日本大震災の津波で被災した東松島市、そしてスマトラ沖地震の津波で被災したバンダ・アチェ市は、互いに市民を派遣し合い復興を学び合うプロジェクトを7年前から続けている。
バンダ・アチェ市民「防潮堤を見て進んできたが、波が来た時の強さを抑える役割があることも学んだ」
東松島市とバンダ・アチェ市のプロジェクトは、今年5月までとなっている。