三國シェフらが大聖堂修復支援プロジェクト
フランス・パリのノートルダム大聖堂が大規模火災で大きな被害にあったことを受け、フランス料理の世界的シェフ・三國清三さんらが修復支援プロジェクトを立ち上げた。
今月15日、パリのノートルダム大聖堂で大規模な火災が発生し、シンボルの尖塔(せんとう)が焼け落ちるなどの被害を受けた。これを受け、フランス料理の世界的シェフ・三國清三さんがフランス料理の有名シェフや料理研究家らに声をかけ、ノートルダム大聖堂の修復を支援するプロジェクトを立ち上げた。
三國さん「我々は恩恵を被ったので、これはもう何かしなきゃ、すぐしなきゃで、衝動的に(賛同者に)電話したんです」
三國さんは、フランスで現地のシェフたちから温かく迎えられ、料理を教わった経験から、何かできることはないかと思い立ち、このプロジェクトを企画したという。プロジェクトに参加するレストランで募金箱を設置したり、コース料金の半分を募金にする特別メニューなどを通して、ノートルダム大聖堂修復のための寄付金を募るという。
三國さんはこの活動を、日本国内を中心にさらに広めていきたいと話している。