両陛下、ルクセンブルク大使館を弔問
天皇皇后両陛下は、ルクセンブルクの前大公が死去したことを受け、弔意を表すため大使館を訪問された。
天皇皇后両陛下は25日午前、東京・千代田区にあるルクセンブルク大使館を訪問された。長年親交があったルクセンブルクのジャン前大公が亡くなったことを受けて、天皇陛下の強いお気持ちから急きょ調整された訪問。両陛下は、ジャン前大公の遺影の前で一礼してから花を供え、その後、記帳されたという。
陛下とジャン前大公は、1953年にイギリスのエリザベス女王の戴冠(たいかん)式で出会って以来、長年、家族ぐるみで交流を続けられてきた。両陛下は、およそ15分間次期大使らと懇談し、大使館をあとにされた。