新幹線が走行不能の想定 JR東海が訓練
JR東海は24日、東海道新幹線が駅の間で走行できなくなった場合の対応訓練を公開した。
訓練は、東海道新幹線が、東京駅と品川駅の間を走行中、車両に異常が見つかり、走行ができなくなった想定で行われた。復旧に時間がかかることから、乗客をはしごを使って線路に降ろし、徒歩で近くの駅まで案内した。
また今回は、来年の東京オリンピック・パラリンピックなどで、今後、外国人の利用が増えることを見越して、乗務員が7か国語に対応した運行情報が見られるホームページを外国人に案内する訓練も行われた。
JR東海は、「安心して利用できる新幹線をつくっていきたい」としている。