沖縄県那覇市で駐車場に高齢の男性が倒れているのに気付き、警察官に知らせたとして、小学生２人に感謝状が贈られた。その時、何を考え、どう行動したのか、勇気ある少年２人に話を聞いた。

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“お手柄小学生”の上地純人さん（１０歳・５年生）と上地海凛さん（９歳・４年生）。いとこ同士の２人は先月１７日、倒れていた８０代の男性を発見し、近くにいた警察官に知らせたとして、１２日、警察から感謝状が贈られたという。

純人さん「人を助けて良かったなと思います」
海凛さん「もうちょっと遅れてたら人の命がなくなったというのをなくして良かった」

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現場となったのは駐車場。２人はキャッチボールをするため自転車で幼稚園に向かっていた途中だったという。

純人さん「ここに友達がいたので行ったら人が倒れていて」

そこには他の児童もいて、２人が駆け寄ると、高齢の男性は壁にもたれるような状態だったという。

―Ｑ．どこか痛そうな所あった？
純人さん、海凛さん「こっち側（右のおなか）が赤くなっていました」
海凛さん「苦しそうな声で『うーん』みたいな」
純人さん「起きそうになっても立ち上がれないみたいな感じで」

男性の腹は赤く腫れていて、声をかけると、かすかにうめき声を発していたという。

―Ｑ．おじさんが苦しそうにしていてどう思った？
海凛さん「大丈夫かなって」
純人さん「起こして大丈夫ですかって言おうとしたけど、パトカーがあっちらへんの奥ら辺にいて止まっていたから『パトカー、一緒に行く人』って言ったら、みんなはやめたほうがいいよって言って、でも行くって言って、自転車で２人だけで行きました」

２人は現場から約１００メートル離れたパトカーの所まで自転車をこぎ、警察官に伝えたという。一方、男性はその後、病院に運ばれたが命に別条はないという。

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瞬時の判断でとった２人の勇気ある行動。周りの人たちからの反響も大きかったという。

―Ｑ．人を助けてどんなことを学びました？
純人さん「人を助けることは、いいことだなと」

―Ｑ．（また）似たようなことがあった時には？
純人さん「またこういうことが起きたら次は、また助けたい」
海凛さん「すぐに近くの人などに知らせて１秒でも早く、おまわりさんとかに知らせたい」