九州大雨、4日にかけ雨量増える恐れ…警戒
活発な梅雨前線が停滞するとともに、発達した積乱雲が線状に連なる「線状降水帯」も発生したため、九州南部を中心に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降っている。
これまで3日間に降った雨の量は、宮崎県のえびので632.0ミリとなったほか、鹿児島県の薩摩川内市八重山では453.5ミリと7月として最も多い雨量を観測するなど、災害級の大雨となっている。
今後も、活発な梅雨前線が同じような位置に停滞するため、局地的に非常に激しい雨の降り続く恐れがある。
2日夕方にかけて予想される雨量は、九州南部で150ミリ、九州北部で100ミリ。4日にかけて、さらに雨の量が多くなる予想で、土砂災害や川の氾濫などに厳重な警戒が必要。