大型の台風5号が北上 離れた地域でも大雨
大型の台風5号が北上している。台風の北上に伴い、九州北部を中心に大雨のおそれがあり、土砂災害に厳重な警戒が必要。
九州北部は19日夜から激しい雨となり、長崎県五島市や西海市などでは、50年に一度の記録的な大雨になっている所がある。また長崎県対馬市付近では午前8時40分に1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降り、記録的短時間大雨情報が発表された。
大型の台風5号は、今後、朝鮮半島に上陸したあと、21日の夜には日本海で温帯低気圧に変わる見込み。
西日本は、九州北部を中心に暖かく湿った空気が流れ込むため猛烈な雨の降るおそれがあり、21日にかけて台風から離れた地域でも大雨となりそうだ。
21日朝までの予想雨量は、九州北部で180ミリ、九州南部と四国で150ミリ、そのあと雨量はさらに増える見込み。土砂災害に厳重に警戒するとともに、暴風や高波に警戒が必要。