大規模災害備え搬送訓練 病院ヘリポートに着陸
首都直下地震などの大規模災害に備え、警視庁は28日、実際の病院の屋上にヘリコプターを着陸させて被災者の搬送訓練を行いました。
28日、東村山市の病院で行われた訓練は、首都直下地震など大規模災害が発生し、警視庁のヘリコプターが被災者を地域の病院から別の場所にある災害拠点病院に搬送するとの想定で行われました。
警視庁東村山署の署員や病院の看護師らが参加し、屋上に着陸したヘリコプターにストレッチャーで被災者を運び入れる手順などを確認しました。
今回の訓練は、去年12月に東村山署と病院との間で災害時に病院のヘリポートを使用する協定を締結したことを受けて行われたもので、警視庁は「いつ起こるか分からない災害に備えて練度を高めていきたい」としています。