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特殊詐欺 カードすり替え盗む新手口が増加

2019年8月1日 13:45

警察庁は8月1日、今年上半期の特殊詐欺の被害状況を公表した。認知件数は減少傾向にあるものの、キャッシュカードをすり替えた上で盗む新たな手口が増えている。

警察庁によると、今年上半期の特殊詐欺の認知件数は去年の同じ時期より8.4%減り8025件、被害総額は約146億円だった。

新たな手口として、犯人が警察官などを装い「キャッシュカードが不正利用されているので交換する必要がある」とウソを言い、別のカードにすり替えて盗む手口が増えているという。

また、資産状況などを訪ねるいわゆる「アポ電」についての全国調査も初めて行われ、今年4月~6月までの3か月間で3万5000件あまりの不審な電話が確認されたという。