【速報】春の全国交通安全運動実施へ 初の全国一斉街頭指導も
警察庁は今年4月6日から10日間、春の全国交通安全運動を実施し、子どもが安全に通行できる環境の確保などに取り組みます。この期間中には通学路での全国一斉街頭指導も行うということです。
今年の春の全国交通安全運動は4月6日から10日間行われます。警察庁によりますと、小学生以下の子どもの事故は夏前にかけて増える傾向があり、小学生では学年が上がるにつれて自転車に乗っている際の死亡・重傷事故の割合が増えるということです。警察庁は、新生活に慣れて外に遊びに行く機会が多くなることが増加の一因とみて、注意を呼びかけています。
また、通学路での児童の安全確保を図るため、期間中の4月15日には、全国の重点通学路で一斉街頭指導を行います。去年、登下校中に交通事故に遭いケガをした小学生は1563人で、前年より150人以上増加するなど、子どもが登下校の時間帯に巻き込まれる事故が後を絶たず、警察庁は通学路の入り口に警察官を配置するなどして、事故防止につなげる考えです。