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「50日ぶりに水が出た」安堵の声も…石川県管理の水道管補修完了 七尾市能登島に送水開始

2024年2月23日 1:15
「50日ぶりに水が出た」安堵の声も…石川県管理の水道管補修完了 七尾市能登島に送水開始

石川県が管理する水道管の補修がすべて完了し、22日朝、七尾市能登島に水が送られました。一部の住宅では、およそ50日ぶりに水が出たと安堵(あんど)の声が聞かれました。

22日午前9時ごろ、七尾市能登島にある水道施設では、職員が水道管に水を通す作業を行っていました。

県の水道管は地震で複数の箇所が壊れ、金沢にある調整池から七尾市までのおよそ120キロで水を送れなくなりました。

その後、先月29日までに七尾市の藤橋供給点までは復旧したものの、能登島須曽供給点までのおよそ10キロの点検や修理が続いていました。

七尾市の担当者
「バルブを開けて漏水を確認、大丈夫なら先に進む作業」

午後、能登島の一部の住宅では、水が出るようになっていました。

能登島の住民
「(Q:このお風呂に入るのは約50日ぶり?)50日ぶりですかね。水がいちばんお金より大事」

一方で、すべての住宅で水が出るようになったわけではありません。

県の水道管は全て復旧しましたが、市が管理する水道管の修理や点検は続いています。

能登島の住民
「まだ(水は)来てないね。きょうあたり来るって言っていたけどね」「せめてトイレだけでも(復旧)してくれたらいいのになと思う」

能登島を含む七尾市の断水は、来月にはすべて解消する見込みだということです。