阪神とオリックスの優勝記念パレード始まる
プロ野球日本シリーズで38年ぶりの日本一を手にした阪神タイガースと、激戦を演じたオリックス・バファローズの優勝記念パレードが、大阪市と神戸市で始まりました。
大阪市中央区の御堂筋では、23日午前からオリックス・バファローズのパレードのセレモニーが始まり、中嶋監督や選手らが登場すると、詰めかけた大勢のファンらから声援が送られていました。選手たちは、その後、バス3台に分乗して、沿道の歓声に応えていました。
一方、神戸市中央区の阪神タイガースのパレード会場でも23日午前、岡田監督らが花束を受け取りました。
阪神タイガース・岡田彰布監督「1年間、本当に熱いご声援のお礼と感謝を込めて」
23日午後からは、阪神が大阪に、オリックスが神戸に移動し、午前中に相手チームが通った同じコースでパレードを行います。
日本シリーズに出場した両チームが同じ日にパレードを行うのは異例で、主催者は大阪市でおよそ40万人、神戸市でおよそ30万人の人出を見込んでいます。
ファンらの移動で、この後、阪神間の交通機関に混乱が生じる恐れもあるとして、警察などが警戒にあたっています。