“統一教会”回答は段ボール8箱 文化庁「年内中の解散命令の請求は難しい」
文化庁はいわゆる“統一教会”に対し、質問権を行使して求めていた報告の回答が届いたと発表しました。
世界平和統一家庭連合いわゆる“統一教会”に対し、文化庁は「質問権」を行使した調査を行い組織運営などに関する報告を求めていましたが、文化庁は9日午後2時半頃、教団からダンボール8箱分の資料が届いたと発表しました。
また、文化庁は被害対策に取り組む弁護士らから聞き取りした内容などを踏まえ追加で質問をすることを明らかにし、来週14日にも宗教法人審議会を開き、追加の質問案を諮問するとしています。
文化庁は、不法行為に関する十分な情報などが集まれば、速やかに裁判所に対し解散命令の請求をしたいとしていますが、資料の分析や追加質問の回答期限などを踏まえて年内中の請求は難しいとしています。