東北新幹線で開業当時の“200系”カラー再現 鉄道開業150年を記念
懐かしのあの新幹線が帰ってきます。鉄道開業150年を記念し、JR東日本は東北新幹線の開業当時のカラーリングを再現した新幹線の運転をはじめます。
ミヤギテレビ伊藤有里「クリーム色のボディに緑のライン。このカラーリングにどこか懐かしさを感じる人も多いのではないでしょうか」
東北の萌える新芽をイメージしたまっすぐな緑。
「200系」と呼ばれる東北新幹線・開業当時の配色をいまの新幹線に再現。9日からの運転を前に、報道公開されました。
いまから40年前の1982年。まちわびた東北新幹線の開業に仙台駅は賑わいました。
――新幹線に初乗りした感想を聞かせてください
利用客「やっぱり揺れが小さいですね。なんといっても在来線よりもはるかに乗り心地がよかった。それからあとは、まだ興奮しててわかりません」
開業とともにデビューした「200系新幹線」。約30年にわたって東北と首都圏を結ぶ大動脈として支えてきました。
今回、カラーリングされたのは現在、やまびこなどとして活躍する「E2系車両」。
9日からは定期運行のほか、団体旅行などで走りますが、再現されるのは、見た目だけではなく…。
開業当時、仙台駅に到着する前に車内で流れていた「ふるさとチャイム」も復活です。
JR東日本新幹線統括本部・帆苅寛マネージャー「40年間、みなさまの思いも運んできました。みなさまにも乗車していただきたい」