葛飾北斎の巨大天井画がデジタル化 300億画素でプリント再現
葛飾北斎の巨大な作品がデジタル化して再現されました。
NTT東日本グループが展示するのは長野県にある寺、岩松院の天井に葛飾北斎がおよそ170年前に描いた「鳳凰図」です。
大きさは縦5.5メートル、横6.3メートル。
300億画素という精密なデジタル化技術でプリントし再現しました。
一方、実際の「鳳凰図」と同じように天井に吊し、周りには絵の世界観を表した映像をプロジェクションマッピングで流す試みも行われています。
北斎が描く際に意識したという西日までも再現し、絵の中で鳳凰の輪郭がひときわ輝く様子も見ることができます。
NTTインターコミュニケーション・センター(東京・新宿区)で2日から来月3日まで展示されます。