来月1日から埼玉県で始まる「冬の交通事故防止運動」を前に、埼玉県警はタレントの伊藤愛真さん（27）を迎え、出発式を行いました。

埼玉県警は29日、県内の高速道路のサービスエリアでタレントとして活躍する埼玉県出身の伊藤愛真さん（27）を交通安全メッセンジャーに迎え出発式を行いました。

伊藤さんは白バイ隊員などの服装点検や車両点検を行いその後、白バイやパトカーは一斉に町へと警戒活動に出発していきました。また、航空隊のヘリコプターも出動し、空からの警戒も行われました。

出発式後には、自身も大型バイクを運転する伊藤さんが取材に対し、「普段から交通安全については意識している」とした上で、「冬になると目には見えないけど、路面が凍っているなど滑りやすい状態になっていることもある。普段から目には見えないけど念のためスタッドレスにしておこうとか“念のため”という意識でやってもらえたらと思う」と語りました。

その上で、「自分は大丈夫だと思っていても何が起こるかわからないので、安全対策するなど自分ができることをしっかりやってほしい。自分の身は自分で守ることを意識してほしいと思う」と呼びかけました。

来月1日から埼玉県内では、「冬の交通事故防止運動」が始まるということで、埼玉県警は「年末時期には交通事故が多発する傾向にあるため、車や自転車を運転する際は歩行者に優しい運転を心がけるなど、交通ルールを守るよう強く呼びかけていきたい」としています。