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【1か月予報】寒の戻りはあっても高温傾向…北日本は暖春

2022年4月1日 4:41
【1か月予報】寒の戻りはあっても高温傾向…北日本は暖春

周期的な寒暖の変化はありますが、この先1か月で平均すると、気温は平年より高くなる地域が多いでしょう。特に、北海道を中心とした北日本では、4月上旬にかなり暖かくなりそうです。

■北日本(北海道・東北)
北海道では4月3日から12日頃にかけて、気温は平年より高くなり、特に4月上旬は、最高気温が15℃以上のところもあるでしょう。雪解けが進み、札幌の積雪は4月7日頃にはなくなりそうです。

東北では、4月4日から8日頃にかけて、気温は平年より高くなるでしょう。東北南部では4月上旬に桜はほころびはじめそうです。

北日本では、周期的な天気の変化の中で寒の戻りはありますが、4月後半の気温も平年より高めとなりそうです。

この先1か月の日照時間は、ほぼ平年並みの見込みです。

この先1か月の降水量は、ほぼ平年並みとなりそうですが、東北太平洋側では平年より少なくなる可能性もあります。

■東日本(北陸・関東甲信・東海)
東日本では、4月3日頃にかけて、気温は平年より低くなるでしょう。4月5日から8日頃にかけては、気温が平年を上まわりそうです。東日本では、周期的な天気変化の中で、花冷え・寒の戻りの時期がありますが、4月後半の気温も平年より高くなる見込みで、夏日となるところもあるでしょう。

この先1か月で平均すれば50%の確率で気温は平年より高くなる見込みです。

この先1か月の日照時間・降水量は、関東甲信や東海でほぼ平年並みの見込みです。

北陸では平年より日照時間が多くなる可能性があり、降水量は少なくなる可能性があります。

■西日本(近畿・中国・四国・九州)
西日本では、4月2日から3日頃にかけて、気温は平年より低くなるでしょう。

近畿・中国では4月5日から8日頃にかけて、春の暖かさが戻るでしょう。

四国・九州では、4月6日から7日頃にかけて、暖かさが戻りそうです。

西日本では、周期的な寒暖変化の中で、花冷え・寒の戻りの時期がありますが、この先1か月で平均すると、気温は平年並みか平年より高くなる見込みです。西日本では、高気圧に覆われて晴れる日が多い見込みです。

降水量は、近畿北部・山陰・九州北部で平年より少なくなる可能性があります。

■奄美・沖縄
奄美・沖縄では、4月2日から3日頃にかけて、気温は平年より低くなるでしょう。その後は、極端な高温・低温の兆候はなく、この先1か月で平均すると、ほぼ平年並みの気温となりそうです。

天気は数日の周期で変化する見込みで、この先1か月の日照時間・降水量は、ともにほぼ平年並みの見込みです。

■1か月予報(4月2日から5月1日のまとめ)

<気温の確率予想・低い・平年並み・高い>
北日本:10%・30%・60%
東日本:10%・40%・50%
西日本:20%・40%・40%
奄美・沖縄:30%・40%・30%

<降水量の確率予想・少ない・平年並み・多い>
北日本(日本海側):40%・30%・30%
北日本(太平洋側):40%・30%・30%
東日本(日本海側):40%・40%・20%
東日本(太平洋側):40%・30%・30%
西日本(日本海側):40%・40%・20%
西日本(太平洋側):40%・30%・30%
奄美・沖縄:40%・30%・30%

<日照時間の確率予想・少ない・平年並み・多い>
北日本(日本海側) :30%・30%・40%
北日本(太平洋側) :30%・30%・40%
東日本(日本海側) :20%・40%・40%
東日本(太平洋側) :30%・30%・40%
西日本(日本海側) :20%・40%・40%
西日本(太平洋側) :30%・30%・40%
奄美・沖縄:30%・30%・40%

(気象庁発表)