【1か月予報】3月いっぱいは高温傾向で桜は咲き進む…4月のはじめは花冷えの日も?
3月いっぱいは、全国的に暖かな日が多いでしょう。西日本から関東にかけての桜は咲き進みそうです。4月のはじめ頃には、西日本や北陸で一時的に気温が低くなるでしょう。
■北日本(北海道・東北)
北日本では、3月30日頃にかけて、平年より気温が高くなるでしょう。特に、3月26日から27日にかけては、低気圧の影響で、かなりの高温となりそうです。北海道でも、雪ではなく春の雨になるでしょう。
また、北海道では、4月5日頃にも高温となる可能性があり、多雪地域では雪解けが進みそうです。
4月の中頃についても、周期的な寒暖変化の中で、暖かい日が多い見込みです。
東北南部では4月上旬に桜が開花する見込みです。北海道・札幌周辺の桜も4月中にほころび始める可能性があります。
この先1か月間は、北海道を中心に例年より晴れる日が多く、降水量は平年並みか少なくなる見込みです。
■東日本(北陸・関東甲信・東海)
東日本では、3月31日頃にかけて、平年より気温が高くなるでしょう。特に、3月27日頃は、かなりの高温となり、場所によっては、5月並みの陽気となるでしょう。季節外れの暖かさで桜の開花は進み、関東南部や東海では、3月中に満開となる所が多いでしょう。北陸では3月末に桜がほころび始めそうです。
なお、4月上旬の気温は、ほぼ平年並みとみられますが、4月2日から3日頃にかけて、北陸では寒の戻りがありそうです。
4月中頃の気温は、平年より高くなる見込みです。
この先1か月の降水量・日照時間は、ほぼ平年並みの見込みです。
■西日本(近畿・中国・四国・九州)
西日本では、3月30日頃にかけて、平年より気温が高くなるでしょう。特に3月26日から27日頃にかけては、4月中旬から下旬並みの陽気の所が多いでしょう。
その後、4月2日から3日頃にかけては、平年より気温が低くなる見込みです。
九州や四国の桜は3月のうちに満開を迎える所が多いでしょう。山陰の桜も開花が進みそうです。
4月2日から8日頃の気温は、ほぼ平年並みとなる見込みですが、九州南部では平年より低くなる可能性もあります。
この先1か月の降水量・日照時間は、ほぼ平年並みの見込みです。
■奄美・沖縄
奄美・沖縄では、3月いっぱいは、平年より気温の高い日が多い見込みです。沖縄では、3月26日に夏日になるでしょう。
その後、4月3日から4日頃にかけては、平年より気温が低くなる見込みです。
4月中頃の気温は、ほぼ平年並みの見込みです。
天気は周期的に変わり、4月になってからは、例年より晴れる日が多い見込みです。
■1か月予報(3月26日から4月25日のまとめ)
<気温の確率予想 低い・平年並み・高い>
北日本:10%・30%・60%
東日本:10%・40%・50%
西日本:20%・30%・50%
奄美・沖縄:20%・40%・40%
<降水量の確率予想 少ない・平年並み・多い>
北日本(日本海側):40%・30%・30%
北日本(太平洋側):40%・30%・30%
東日本(日本海側):30%・40%・30%
東日本(太平洋側):30%・40%・30%
西日本(日本海側):30%・40%・30%
西日本(太平洋側):30%・40%・30%
奄美・沖縄:40%・30%・30%
<日照時間の確率予想 少ない・平年並み・多い>
北日本(日本海側):30%・30%・40%
北日本(太平洋側):30%・30%・40%
東日本(日本海側):30%・40%・30%
東日本(太平洋側):30%・40%・30%
西日本(日本海側):30%・40%・30%
西日本(太平洋側):30%・40%・30%
奄美・沖縄:30%・30%・40%
(気象庁発表)