台風被害の北陸新幹線、廃車の可能性も
台風19号の影響で一部で運休が続いている北陸新幹線が、今月25日に全線での運転を再開することになった。
北陸新幹線は、台風19号による千曲川の決壊で、線路や車両基地が浸水し、長野駅と上越妙高駅の間で運転見合わせが続いていたが、JR東日本は18日、今月25日に東京・金沢間の全線で運転を再開すると発表した。
具体的なダイヤは23日に発表される予定だが、浸水した車両や車両基地は使えないため、列車の本数は東京と金沢を結ぶ直通列車で通常のおよそ9割、全体では8割程度になるという。
また、長野市の車両基地に留め置かれていた10編成の車両については、車内まで浸水し、電気系統を中心に大きな被害を受けていて、廃車の可能性もあるという。