「独占したい」女性生徒に“LINE634件” 中学校の男性教諭を懲戒免職処分 熊本
熊本市内の中学校に勤務していた男性教諭が、当時中学2年生だった女子生徒に「○○ちゃんを独占したい」など、「LINE」のメッセージを送っていたことがわかりました。多い日には1日に117件も送っていたといいます。
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18日、熊本市の教育委員会が会見を開き、「心からおわびを申し上げます。大変申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げて謝罪しました。
市内の中学校に勤務していた男性教諭を、去年6月付で懲戒免職処分にしたといいます。きっかけは、当時中学2年生だった女子生徒に送られた「LINE」のメッセージです。
「○○ちゃんしか見ていない」
「○○ちゃんを独占したい」
メッセージの送り主は、男性教諭です。1か月の間に634件、多い日には1日に117件も送っていたといいます。その後、メッセージを見た保護者が相談したことで事態が発覚。女子生徒は恐怖感から、ある程度返信をしていて「誰にも相談できなかった」と話しているということです。
禁止されていることを知りながら、生徒のアカウントを聞き出した男性教諭。女子生徒と「つながりたかった」と行為を認めているものの、メッセージのやりとり以外に、私的に会う行為などはしていなかったということです。