西日本豪雨から5年 広島県内各地で追悼行事 災害の記憶語り継ぐ
平成最悪の水害となった西日本豪雨から6日で5年です。もっとも多くの犠牲者を出した広島県では各地で追悼行事が行われています。
中継です。
私がいるのは西日本豪雨の後、坂町の小屋浦地区に整備された「防災公園」です。食料などを備蓄する倉庫の他、水害碑が建てられています。ここでは6日朝、集会が開かれ犠牲者を追悼しました。
5年前の西日本豪雨では広島県で災害関連死を含め、152人が犠牲となりました。
坂町小屋浦地区では15人が亡くなりました。地元の小学校が開いた追悼集会では災害の記憶を語り継いでいくことを誓いました。
児童
「みんなで呼びかけ合い、大切なたったひとつの命を守っていきましょう」
また、県内では今も5人の行方が分かっておらず、警察は6日朝、およそ200人態勢で各地を捜索しました。
6日は被害が出た県内各地で追悼行事が行われ、防災への誓いを新たにする一日となります。