直前に軽トラックと接触…ダンプカー横転 信号待ちの男性巻き込まれ死亡 東京・小金井市
28日、東京・小金井市でダンプカーが横転し、信号待ちをしていた男性が下敷きとなりました。男性は死亡しました。ダンプカーは横転する直前、交差点で軽トラックと接触していました。
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東京・小金井市の交差点で28日朝、ダンプカーが横転し、男性が巻き込まれました。荷台に載せていた重機は、歩道に横たわっていました。
現場には規制線が張られ、多くの警察官が事故の状況を調べていました。交差点のガードパイプは曲がり、歩道の点字ブロックには穴が開いていました。
「男性が下敷きになっている」と通報があったのは、午前7時半ごろ。警視庁によると、自転車に乗って信号を待っていた堀金正明さん(58)が、ダンプカーの横転に巻き込まれ、その後、死亡が確認されたということです。
事故直後、バスから撮影された映像では、道路が封鎖され、ダンプカーの横にはシートで囲まれている場所が。
近所で勤務する人
「人だかりになってて目隠しされてて。(中で)男性が倒れているのを心臓マッサージしているところ」
現場にあった、堀金さんが乗っていたと思われる自転車のタイヤは、ひしゃげていました。
事故当時 近くにいた人
「新聞を読んでいたら、かなり大きな音がしたので外を見たら、トラックが斜めになっていて、重機が横倒しになっていました。何か崩れるような音がした覚えがあります」
なぜダンプカーは横転したのか。
実は横転する直前、交差点で軽トラックと接触事故を起こしていたのです。警視庁によると、交差点の南側から来た軽トラックが右折しようとしたところ、北側から直進しようとしたダンプカーと接触。
ダンプカーは左にハンドルを切ってガードパイプにぶつかり横転したとみられ、信号を待っていた堀金さんが巻き込まれました。
交差点は道が斜めに交わっているため、事故が起きやすいと、近所の人は話します。
近所の人
「斜めに交差する形で曲がる時に、結構スピードを出して曲がったりする」
交差点にあるラーメン店は…
交差点にあるラーメン店
「うちの建物に、車突っ込んだのが2~3年前」
屋外にあったトイレの小屋に、車が突っ込む事故の被害にあったといいます。同じ場所で起きた今回の事故。警視庁が原因を調べています。