後輩消防士“暴行”報告受けた上司が隠ぺい
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大阪府茨木市消防本部の消防士が、後輩の首に血圧計を巻き付け暴行していた問題で、報告を受けた上司が問題を隠ぺいしていたことがわかった。
この問題は、茨木市消防本部の消防士長と消防副士長の2人が、後輩の首に血圧計を巻き付けて圧迫し、顔や目に内出血を生じさせたとして、懲戒免職処分になったもの。
このうち1人は、血圧計を巻き付けて暴行したことを上司の消防司令補に報告していたが、消防司令補は暴行を把握した署員らに口止めをし、隠ぺいを図っていたことがわかった。
この消防司令補も部下をロープで消防車に逆さづりにしたり、30回以上蹴ったりしたなどとして、懲戒免職処分となっていて、「コミュニケーションをとるためだった」などと話しているという。