東北・山形・秋田新幹線、東京~仙台で運転見合わせ
東北・山形・秋田新幹線は福島駅で発生した工事車両の故障により、東京駅と仙台駅の間の上下線で、運転を見合わせています。
JR東日本によりますと、2日午前5時すぎに福島駅で工事車両の故障により、東北新幹線は東京―仙台駅間の上下線で運転を見合わせています。
山形新幹線も東京―福島駅間で、秋田新幹線は東京―仙台駅間で運転を見合わせています。
原因は安全を確認するための工事車両からの油漏れで現在、福島―白石蔵王駅間で点検を行っているということです。
油の拭き取り作業が完了しない限り、運転再開できないということで、JR東日本は少なくとも午前中は運転を見合わせるとしていて、現時点で運転再開の見込みは立っていません。
また、午前4時過ぎに起きた東北地方を中心とする地震の影響によるものではないということです。
一方、上越・北陸新幹線は平常通り運転をしています。
JR東日本の新幹線をめぐっては今年に入り、長時間の運転見合わせを伴うトラブルが相次いでいます。
今年1月には上野~大宮間で架線を引っ張る部品の破損から架線が垂れ下がるトラブルが発生し、東北・上越・北陸新幹線が一部区間で終日運転を見合わせたほか、先月には東北新幹線の郡山駅に停車しようとした列車が速度制限を大幅に超えるスピードでオーバーランし、新幹線の運行が2時間以上ストップしました。