ロサンゼルス大規模山火事 「安否不明者多数」死者増の見通し
アメリカ・ロサンゼルスで発生した大規模な山火事で、バイデン大統領は10日、「安否不明者が多数いる」と述べ、死者が増える見通しを示しました。
ロサンゼルス周辺の複数の場所で発生した山火事は発災から4日がたちましたが、いまだ鎮圧のメドは立っていません。
地元当局によりますと、これまでに11人が死亡したほか、焼失するなどした建物は1万棟以上に上っています。
バイデン大統領は10日、「安否不明者が多数いる」と述べ、死者が増える見通しを示しました。
記者「パシフィック・パリセーズの目抜き通りです。あちらの商業施設も完全に焼け落ちてしまっています。この建物には、かつてスターバックスやレストランが入っていました」
レストランの従業員は、がれきとなった店を前に、何とか同じ場所で、やり直したいと話します。
レストランの従業員「ここに戻ってきます。絶対に戻ってこなければならない。街をこのままにはできない」
風が少し弱まったため、火の勢いは抑えられつつありますが、週明けには、また強風となる見通しで、懸命の消火活動が続けられています。