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原発事故から13年 福島・楢葉町の中学校で小説家招き特別授業

2024年11月6日 21:08
原発事故から13年 福島・楢葉町の中学校で小説家招き特別授業

東京電力福島第一原発事故から13年半あまり。町民の帰還が徐々に進む福島県楢葉町の中学校で6日、著名な小説家を招いた特別授業が行われました。

楢葉中学校で6日、特別授業を行ったのは「リング」や「らせん」などのヒット小説を書いた鈴木光司さんです。

小説家・鈴木光司さん
「貞子って知ってる人、手挙げてみてください」

この特別授業は、子供達の進路を考えるキャリア教育の一環として町が企画したもので、鈴木さんは小説家を志してからヒット作を書き上げるまでの経験を話し、目標を持ったら是非チャレンジして欲しいと生徒に訴えました。

小説家・鈴木光司さん
「ターゲットを実現するためには、何をすべきかということを文章にする」

授業を受けた生徒
「小説のことだけじゃなくて、人生において大切なことをたくさん教えてくれたのでよかったです」

楢葉中学校の生徒は福島第一原発事故の前後に生まれ事故を知らない子供達です。

生徒数は66人とまだ震災前の4分の1程度ですが徐々に増える傾向にあります。

学校では生徒達に広く社会を知ってもらい、人生の目標につなげて欲しいとしています。

最終更新日:2024年11月6日 21:25
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