ローマ教皇 天皇陛下と会見
来日中のローマ教皇フランシスコは25日、皇居・宮殿で天皇陛下と会見した。
フランシスコ教皇は、25日午前11時に皇居・宮殿に到着し、車寄せに出迎えた天皇陛下は「日本へようこそ」とスペイン語で挨拶をされたという。
会見でフランシスコ教皇は、「幼少の頃から日本の天皇家に対して尊敬の念を抱いていた」、「上に立つ方が威厳を有する国は、その国民が威厳を有することになる」と話したという。
天皇陛下は教皇の長崎、広島への訪問や東日本大震災の被災者との面会について謝意を伝えた上で、「教皇が人々の幸福と世界の平和のために精力的に活動されていることに深い敬意を表します」と話されたという。
会見は環境問題にも話が及び、なごやかに行われたという。