警備犬を使った捜索救助訓練 埼玉県警
台風19号の影響で埼玉県内でも多くの被害が出た事を受け、埼玉県警は10日、警備犬を使った捜索救助訓練を行った。
10日、埼玉県狭山市にある埼玉県警航空隊の基地で行われたのは、大規模災害を想定した捜索救助訓練。訓練では、土砂崩れによって、道が寸断され、陸路では入れない場所にヘリコプターを使って警備犬を搬送した上で、行方不明者を捜索する作業が行われた。
警備犬は、落ち着いた様子でヘリから降りた後、嗅覚を頼りに要救助者を発見した。
今回の訓練は今年10月、川の氾濫など県内にも大きな被害をもたらした台風19号を受けて行われたもので、県警は、「警備犬の活用をはじめ、より安全な救助活動を展開していきたい」としている。