交際相手の子ども“暴行死”初公判 男は無罪主張
6年前、神奈川県横浜市の自宅で当時4歳だった交際相手の子どもに暴行を加えて死亡させた罪などに問われた男の初公判が2日、横浜地裁で開かれ、男は無罪を主張しました。
内田正也被告(32)は2018年1月、横浜市鶴見区の自宅でアパートで交際相手の息子の紺野叶志郞ちゃん(当時4歳)に暴行を加え死亡させた罪などに問われています。
2日の初公判で内田被告は、「叶志郞に暴力を振るっていません」などと起訴内容を否認し、無罪を主張しました。
検察側は冒頭陳述で、「被告人は叶志郞ちゃんが思い通りに行動しないことに腹を立てた」「事件当日、2人きりになってから20分の間に暴力を加えた」などと指摘しました。
一方、弁護側は、「叶志郞ちゃんは誤嚥(ごえん)やソファからの転落など違う理由で亡くなった」「被告人がゲンコツをしたのは1回だけで、それ以外は手を出したことはなく、事件当日は暴力を振るっていない」などと主張しました。
最終更新日:2024年12月2日 16:18