“銃を不法購入の罪”二男ハンター氏の恩赦にバイデン大統領署名
アメリカのバイデン大統領は1日、銃を不法に購入した罪などに問われている二男のハンター氏の恩赦に署名しました。
バイデン大統領の二男・ハンター氏は、違法薬物を使用していながら、虚偽の申告をして、不法に銃を購入した罪などに問われていて、今年6月、有罪評決を受けました。
バイデン大統領は、これまで大統領権限による恩赦を否定してきましたが、1日、声明を発表し、恩赦に署名したことを明らかにしました。バイデン氏は声明で、「私の息子という理由だけで標的にされた」と指摘し、政治的圧力が司法手続きに影響を与え「誤審につながった」と主張しました。「父親であり大統領である私がこの決断に至った理由を、アメリカ国民には理解してほしい」と訴えました。
トランプ次期大統領は、SNSで今回の恩赦には議事堂襲撃事件で収監された人らが含まれていないことに言及し「なんという乱用、誤審だ」と批判しています。
最終更新日:2024年12月2日 15:16