アフリカ原産のサル「ショウガラゴ」の赤ちゃん ベビーラッシュの動物園で“撮影”
ベビーラッシュが続く鹿児島市の平川動物公園で先月、赤ちゃんが生まれたのは、アフリカ原産の小型サル「ショウガラゴ」です。夜行性で、巣箱の中で子育てをするため、赤ちゃんの姿をなかなか見ることができないということですが、粘り強くカメラを構え、その姿を捉えました。
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鹿児島市の平川動物公園では、コアラの赤ちゃんなどベビーラッシュが続いています。
アフリカ原産の小型サル「ショウガラゴ」は夜行性で、大きなお目目と耳が特徴です。先月、赤ちゃんが生まれたばかりですが、巣箱の中で子育てをするため、「赤ちゃんの姿をなかなか見ることができない」ということです。粘り強くカメラを構え、待っていると――
「見えてますよ!見えてますよ!」
巣箱から赤ちゃんの姿が見えました。赤ちゃんは大きな目で見ています。お母さんが赤ちゃんを口にくわえると、落としてしまうハプニングもありました。お母さんは慌てて、下へと降り、再び巣箱に連れて帰りました。
平川動物公園学芸員 落合祐子さん
「だんだん大きくなってきて、出てくる姿も見られる時間も長くなるのかなと思うので、皆さんにもぜひ粘ってみてほしい」