新型コロナウイルスの感染拡大を受けて２７日、千葉県市川市は、２８日から２週間、市立の小中学校などを一斉に臨時休校にすると発表した。

市川市は２７日、村越市長が会見し、２８日から来月１２日までの２週間、市立の小中学校や幼稚園など６１校を臨時休校にすると発表した。

市川市では今月、同じスポーツクラブを利用する３人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されていて、千葉県は濃厚接触者である利用者や従業員およそ６００人について健康観察を行っている。その後、教職員４人や児童の保護者がこのスポーツクラブの会員だとわかり、感染拡大を防ぐために臨時休校を決定したという。

小学生の保護者「いい判断だと思いますね。早め早めで。なるべく早くのこういう対応はありがたいです」

この間、児童・生徒は家庭学習を行い、必要があれば教員の家庭訪問などで対応するという。