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検査中にミス 成田空港の検査室が汚染

2020年3月17日 23:13
検査中にミス 成田空港の検査室が汚染

成田空港の検疫所で今月11日、新型コロナウイルスの検査中に検査室が汚染されるミスがあり、検査がストップしていることがわかった。

厚生労働省によると今月11日、成田空港の検疫所で新型コロナウイルスのPCR検査中に職員が検査用の試薬が入ったガラス製の管を落として壊したため、検査室が汚染されたという。

このため成田空港検疫所で検査ができない状態となり、再開のメドはたっていない。また、検査をほかの検査機関に回す対応をとっているという。

一方、破損したガラス管を掃除した職員2人について、念のため、PCR検査をしたところ陽性反応が出たという。

厚労省は、感染性のない試薬が鼻の中に付着したため陽性となったもので、ウイルスに感染したわけではなく体調に問題はないと説明している。