厚労省 PCR検査一日“2万件超可能に”
新型コロナウイルスのPCR検査について厚生労働省は、一日2万件を超える検査態勢が整ったと発表しました。
PCR検査は、現在、国立感染症研究所や検疫所、地方衛生研究所、民間企業などで行われていて一日に可能な検査数は、13日時点で1万9420件となっています。
厚労省によりますと15日、民間企業による可能な検査数がさらに2640件増え、あわせておよそ2万2千件となりました。
一方、患者の情報をオンラインで管理するシステム「ハーシズ」の運用が15日から東京・港区、北区、さいたま市、大分県で試験的に始まったということです。
このシステムは、医療機関などが、患者の人数や症状などの情報を直接、オンラインで入力し、瞬時に自治体などの関係機関が共有できるものです。
厚労省は、来週末までに全国で運用を始めるとしています。