PCR検査なしでも退院可能に 基準見直し
厚生労働省はこれまで、2度PCR検査が必要だとしていた新型コロナウイルス患者の退院基準を見直し、症状が出てから14日が経ち、3日間、症状がない場合はPCR検査を行わないことを決めました。
新型コロナウイルスの患者はこれまで症状が改善したあとPCR検査を受け、2回連続で陰性となれば退院が可能でした。
厚労省は、この基準を見直し、原則、症状が出た日から14日が経ち、3日間、症状がなければPCR検査なしで退院できる、としました。
また、発症から10日経つ前に症状が改善した場合は、PCR検査で2回陰性となれば退院が可能となります。
中国の武漢などでの調査で、症状が出てから7日から10日程度経つと感染性が極めて低いことが明らかになったためだとしています。