新型コロナ 子どもの給食問題に救世主
ゲストがイチオシのソーシャルグッド、アイデアグッドなモノやコトをご紹介いただく「recommend」。長野県・塩尻市役所職員の山田崇さんの一押しは「松本の“あしながおじさん”」。
――「松本の“あしながおじさん”」これはどういったものでしょうか。
いま、小中学校休校になっていて、子どもたちの給食をどうするかという問題があります。そこで、長野県松本市の中小企業の経営者が、予約が無くなったりキャンセルになっている飲食店にお弁当の製造をお願いし、子どもたちのお弁当にしようという取り組みです。実際に5人の社長さんたちが支援を申し出て、600食の弁当が地域の子どもたちに届きました。さらに、これをニュースで見た方がお米を飲食店に持ってきたり、新たに協賛金をくれたりといったことにつながっています。
――「あしながおじさん」ということは、お名前なども隠してされているということでしょうか。
そうですね。ただ、松本県ヶ丘高校の出身の経営者だということで、私は実はそこの出身なんです。
まずはその地域の中でできることをやっていこうということからスタートしてもいいのではないかと思うので、地域の小中学校単位でそういった取り組みがもっともっと広がっていくといいなと思います。
――地域とまでいかなくても自分にできることをして、それがどんどん広がっているのは素晴らしいですね。
はい。
【the SOCIAL recommendより】