海保長官「極めて重大な事故」…巡視船の浅瀬“乗りあげ”を謝罪 新潟県沖
18日、新潟県沖で発生した海上保安庁の巡視船が浅瀬に乗りあげた事故について、石井海上保安庁長官は「極めて重大な事故」として謝罪したうえで、再発防止につとめると強調しました。
海上保安庁・石井長官「海の安全を守るべき海上保安庁の巡視船が、このような事故を起こしたことは、誠に遺憾であり、極めて重大な事故と重く受けとめております。国民や地域の皆様に、ご心配をおかけし、誠に申し訳ございません」
石井長官は今回の事故について、乗組員が灯台の明かりが消えていると通報している最中に乗りあげたと説明し、「ヒューマンエラーの可能性が高い」と話しました。
すでに事故対策本部などを立ち上げていますが、このほか、事故等対策検討委員会の設置や、全管区に事故防止の徹底を指示し、再発防止につとめるとしています。
また、業務上過失往来危険を視野に、乗組員からの聞き取りなどの調査を実施するということです。