東京はひっそり 茨城のパチンコ店は…
東京・渋谷では雨模様となったせいもあり、緊急事態宣言が出て2回目の週末を迎えた街は、ひっそりとしていました。
東京都心では、日付が変わる頃から雨が降り続き、渋谷のスクランブル交差点では人通りは多くないものの、やむを得ず、職場などへ向かう人の姿も見られました。
飲食店従業員「仕事しないと、僕らも働く場所がどんどんなくなっているような状況なので、なんともいえない部分ではあるんですけど」
通院で訪れた人「本当は、東京はちょっと来るのはどうかなと思ったんですけど、やむなく来ました」
東京・北区の十条銀座商店街では、約180店舗のうち2割が休業、もしくは営業時間を短縮していて、買い物客は2割から3割ほど減っているということです。
一方、茨城県は緊急事態宣言の拡大に伴い、18日からパチンコ店などに対して休業を要請していますが、営業を続けた千葉県に近い県南部のパチンコ店は、開店前から利用客が訪れました。
客「深い考えはないですけど、ただやってるから来ただけで。やることがないから。仕事も休みになっちゃって」
駐車場では「習志野」や「春日部」といった他県ナンバーの車も見られました。
週末は多くの客でにぎわうというボウリング場。茨城県では休業要請の対象になっておらず、営業を続けていますが、今月に入り、前年比で3割にまで売り上げが落ち込んでいるといいます。
鹿島ボウル・増田浩治支配人「今はみんなで我慢するときだと思います。それはよくわかっているけども、今後、どのようにしていったらいいのか含め、安心という部分が一番ほしい」
政府は17日、緊急事態宣言の対象を全国に拡大し、引き続き、外出の自粛などを要請しています。