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マスクを無料で配布 劇団員が手作りのワケ

2020年4月22日 19:52
マスクを無料で配布 劇団員が手作りのワケ

マスクの品薄状態が続く中、ある劇団がマスク作りに参入しました。

22日、私たちが訪れたのは大阪市内にある劇団の稽古場。テーブルには色とりどりのマスクが並んでいました。そのマスクを、なにやら写真などともに袋に入れています。実はここ、関西を中心に活動するOSK日本歌劇団。ただ、現在は新型コロナウイルスの影響で公演がすべて中止になっています。そのため、自宅待機する57人の劇団員がマスクを手作りし、それを無料で配布するというのです。

ただ、なぜマスク作りなのでしょうか?

OSK日本歌劇団劇団員・翼和希さん「普段から衣装の飾りや、娘役は頭飾りを自分たちの手で作成しておりますので、マスク作れるんじゃないのかなということで」

今月15日から公式サイトで申し込みを開始すると、大きな反響が…。

OSK日本歌劇団・豊田崇克代表取締役「当初、1000枚を配布できたらいいなと思ったんですけど、応募が驚くほど多くて、今6000件」

応募者の抽選などを行ったうえで、順次配送される予定だというマスク。劇団員のメッセージも添えられていました。

OSK日本歌劇団劇団員・翼和希さん「私たちの活動を通して、みなさまに少しでも安心して、少しでも笑顔になっていただきたいなと」

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