熊本市で、新型コロナウイルスに感染し、陰性となって退院した女性が、再び陽性になっていたことが分かりました。また、家族も感染していました。

再陽性となったのは、今月３日に感染が確認され、９日に退院していた熊本市東区に住む学生の２０代女性です。女性は、９日に退院したあと、自宅で健康観察中でしたが、１７日に倦怠感があらわれ、その後も味覚障害などの症状があらわれたため、再びＰＣＲ検査を受けたところ、２６日、陽性と確認されました。

また、この女性の同居家族で会社員の５０代女性も、２４日から倦怠感があったため、２６日に検査を受けたところ感染が確認されました。

熊本市は家庭の中で感染したとみて、ほかの同居家族も検査する方針です。

また、体内に残ったウイルスが再び増殖したのか、再感染したケースなのかを調べるために国に遺伝子検査を依頼することにしています。