差別防ぐ…山中教授ら民放連等と意見交換会
京都大学の山中伸弥教授ら専門家が、医療従事者などへの差別や偏見を防ぐ対策について日本民間放送連盟(=民放連)、日本新聞協会と意見を交わす二度目の会合が開かれました。
この中で専門家からは「現在の状況を自らの言葉で詳しく説明するのが専門家の責任と考え、従来になく積極的に情報発信を行ったが、全体像や真意が正しく報じられなかったこともある」といった意見が出されました。
一方、メディア側は、院内感染が生じた際の速やかな発表と取材の協力を求めたほか、医療現場の声を正確に広く国民に伝えるため、会見やシンポジウムの開催などさらなる情報発信を要望しました。
民放連などでは月内に意見をとりまとめ、共同声明を発表する方針です。